修験の里を歩く 高志書院選書2
笹本正治(信州大学教授)著 2,500円(税別) 四六判・上製・220頁 ISBN978-4-86215-063-9 かつて修験の里として知られた信濃小菅山の景観を通じて、自然と信仰の織り成す歴史を読み解く。国の選択無形民俗文化財に指定された「柱松行事」を守り伝える小菅集落の景観を丹念に描き、修験の里として繁栄できた理由とは何か、祭りの持つ意味とは何かを問いかけ、どこにでもありそうな山里の深く味わい深い歴史の彩りを堪能させる1冊。
かつて修験の里として知られた信濃小菅山の景観を通じて、自然と信仰の織り成す歴史を読み解く。国の選択無形民俗文化財に指定された「柱松行事」を守り伝える小菅集落の景観を丹念に描き、修験の里として繁栄できた理由とは何か、祭りの持つ意味とは何かを問いかけ、どこにでもありそうな山里の深く味わい深い歴史の彩りを堪能させる1冊。
主な目次
第1章 景観を読み解く 第一節 小菅の集落を歩く 第二節 参道から奥社 第三節 修験道の景観 第2章 小菅と元隆寺の歴史 第一節 原始・古代 第二節 中 世 第三節 近 世 第四節 近・現代 第五節 「永禄九年図」の読み解き 第3章 柱松柴灯神事に触れる 第一節 祭の準備 第二節 柱松柴灯神事の前日―祇園祭― 第三節 柱松柴灯神事 第四節 柱松行事を史料から見る 第4章 祭を考える 第一節 京都と小菅の祇園祭 第二節 役割の意義 第三節 柱松行事から見えてくるもの あとがき・参考文献
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