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馬小屋の考古学

馬小屋の考古学



篠崎譲治著  4,000円(税別)
A5判・並製・200頁 ISBN978-4-86215-083-7


馬はどんな場所に飼われていたのか! 本書では、古代から近現代におよぶ実にさまざまな発掘調査をもとに、厩舎や馬小屋のカタチを探り、これこそが馬小屋だと判断するための基準を示す。謎多き馬小屋の歴史を初めて明らかにした稀有な1冊!


主な目次


   第1章 馬小屋の記憶
馬小屋についての聞き取り調査/今に残る馬小屋/記録された馬小屋
   第2章 馬小屋の考古学
はじめに/近現代/近 世/中 世/古 代/まとめ/馬小屋・厩舎の判断基準
   第3章 馬小屋をめぐる疑問を解く
どれが馬小屋か/堆肥置き場とは/平城宮のSK6350は馬洗い場か/馬小屋に似て非なる遺構と別ものとされた馬小屋
   第4章 古代の厩舎構造
はじめに/竪穴内に溝が付設する掘立柱建物/竪穴内に土坑が付設する掘立柱建物/竪穴および尿溜めが見当たらない厩舎/まとめ
   第5章 もうひとつの馬小屋
はじめに/発掘事例/礫の詰まった大穴の正体
   第6章 中世の館・屋敷と馬小屋
田村氏館と馬小屋/上浜田遺跡の屋敷跡/東田遺跡の屋敷跡/根城跡/まとめ/付編 現存する馬小屋・厩舎
   終 章 馬小屋・厩舎調査の留意点


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