在家百姓の神と仏
誉田慶信著(岩手県立大学盛岡短期大学部名誉教授) 8,500円(税別) A5版・370頁 ISBN978-4-86215-264-0 平安中期に5軒、鎌倉末期に15軒の在家百姓宅が散在していた中尊寺領骨寺村は、神々の里であり、仏教の教えも住人に届けられていた。本書では、鎌倉後期に描かれた骨寺村絵図・古文書・現地景観の三位一体の研究素材を読み込んで、神と仏の二者択一論ではなく、両者をふくめた宗教世界全体の特色と意味を、百姓の目線に立ちながら発見する。
平安中期に5軒、鎌倉末期に15軒の在家百姓宅が散在していた中尊寺領骨寺村は、神々の里であり、仏教の教えも住人に届けられていた。本書では、鎌倉後期に描かれた骨寺村絵図・古文書・現地景観の三位一体の研究素材を読み込んで、神と仏の二者択一論ではなく、両者をふくめた宗教世界全体の特色と意味を、百姓の目線に立ちながら発見する。
目 次
まえがき 第Ⅰ部 神田と在家百姓 第一章 歴史としての骨寺村の神と仏 /第二章 神田と在家百姓 第三章 中世骨寺村研究の現在―入間田宣夫著『中尊寺領骨寺村絵図を読む』の書評に代えて― 第Ⅱ部 骨寺村の神々―古き神と新しき神― 第一章 駒形根の神々と三つの里宮 /第二章 宇那根社を再考する 第三章 中尊寺経由の神々―七高山・白山社・山王社― 第Ⅲ部 骨寺と在家百姓 第一章 不動岩屋と象王岩屋 /第二章 骨寺とは何か /第三章 法名を持つ在家百姓たち 第Ⅳ部 戦国仏教と骨寺村の住人 第一章 高森山法福寺と行場の世界 /第二章 曹洞宗か浄土真宗か 第Ⅴ部 河と館と宗教 第一章 檜山河と骨寺村の自然環境 /第二章 要害館と宗教 陸奥国骨寺村絵図「簡略絵図」/陸奥国骨寺村絵図「簡略絵図」トレース図 陸奥国骨寺村絵図「詳細絵図」/陸奥国骨寺村絵図「詳細絵図」トレース図 初出一覧/あとがき/引用文献一覧
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